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看護師 転職のこんな印象

働いても楽しくない」「何のために転職したのですか?」という私の質問に対して、二十〜三十代のほとんどの人が、このように答えています。

残念なことに、「現実は違っていた」など「〜つもりだったのに」と、転職先のイメージと現実は違っていたという答えが多いのです。 これでは少なくとも転職が成功したとはいえません。
これは、人生の捉え方が他力本願へつまり他人への依存度が高いからこうなるのではないでしょうか?それでは会社という環境をいくら変えても同じです。 そう気づくまでに三回の転職を経験し気づいたのはいいが、今度はどうしたらいいのかわからない。
そんな状況ではなかなか自分は変えられません。 こうなると一種の転職病です。
「私が転職をくり返すのは私のせいじゃない。 私と相性が合わない会社がわるい。
環境が変われば私はもっと仕事ができる」このように、自分の欠点を認めることができないままへ価値や「やりがい」も考えられないまま会社を転々としていては最後まで自分を見つめ直すことはできません。 自分で好きな仕事を探り出さなければ何も変化しないし前に進めません。
やりたいことが見つかった時には、勇気をもって転職してでも前に進むべきでしょう。 しかし環境が自分と合わないというのであれば転職をもう一度思いとどまりへその理由は何なのかを考えてみてください。
人にはどうしても苦手な環境もあります。 人間関係の環境がよくないために仕事が何も手につかない。

あるいは「一般事務がイヤ」、「会社の雰囲気がイヤ」、「満員電車がイヤ」のように人それぞれイヤなものはあると思います。 「それは、ただのわがままよ。
社会への順応性がないだけよ」そう自分自身に言い聞かせることができるか、ただ転職して逃げるだけなのか。 そこで、適応できるものとどうしても適応できないものは何なのか再度考えて見てください。
好き嫌いは誰にでもあります。 すべてに適応できる人はいないのです。
本当に嫌いなことであれば、無理やり他人に合わせる必要もないし、社会に合わせる必要もないのです。 嫌いなことは何なのか明確に声に出してください。
ノートに書き出してみてください。 我慢し続けることは、自分のためにはならないのです。
転職をくり返す癖のある人は、きっと自分の弱さをクリアしてないからなのでしょう。 出来ないことは出来ないことときちんと認めた上で、適応能力について分析することで実は自分はフリーのほうが向いているのかもしれない、思い切って起業してみようなどまったく違う形の雇用を切-開-のかもしれません。
なりたい仕事がこの世になければ、自らが切り開いていく力をつければいいのです。 会社をクビになった経験は誰にでもある何度もクビになった経験のある私は多少のことでは動揺しないくらい打たれ強くなっていたようです。
「明日から来なくていいよ」、「○○さんから君が僕の悪口を言ってるって聞いたよ」-! 、私の言い分を聞いてくれようともしない。 納得がいかないことが何度もありました。

今でも忘れられない出来事は、ある日仕事上のことで私と議論になった女性が、急に泣き出してしまったときのこと。 騒ぎはどんどん大きくなり、二人とも会社を辞めさせられることになったのです。
ところが実際は私だけが辞めさせられました。 二人いっぺんに辞めさせると会社としての体面がわるかったのでしょう。
まもなく、その会社は倒産しました。 その時、私は、「会社というものは、あんなことぐらいでクビにするのか」と思い知らされたものです。
現在では「いつクビになるかわからない」と、びくびく上司の顔色をうかがっている中高年が増えているのが、悲しいかな、現状です。 今の日本の構造改革ではリストラする企業側だって生き残りをかけ倒産を避けるためにもリストラ改革は必要不可欠なのかもしれません。
しかし、よく考えて見てください。 そもそもリストラされる人はどんなタイプでしょうか?民間企業のOL五〇人にアンケートを実施した結果、リストラ対象者と想定した人の順位は次のとおりでした。
1会社の電話で長話が多い2会社の電話を私用に使う3携帯電話で私用のメール送信ばかり4会社のPCを私用メールに使う5自分のお茶を入れない6雑用はまったくしない7時間ぎりぎりに出社、退社時間と同時に退社8上司にしか挨拶しない9人の悪口が多い10すぐ怒る11会社の経費と私用を混乱。 この結果をみるかぎりでは、対象候補にあがっている人は会社のことではなく自分のことばかりを考えている人のようです。
会社のために働くことがいずれまわりまわって自分のためになるということに気づかずに自分の目先の利益だけしか眼中にないのです。 バブル時代にはたいていの人が営業成績はよかったはずです。
ですから多少上司に嫌われようが言葉遣いがわるく生意気だろうが許されました。 しかし景気のわるい今は、バブル時代に許されてきた今までの態度を見つめなおす必要が出てきたわけです。

仕事ができるできない以前に他人を嫌な気持ちにさせる人とは一緒に仕事をしたくないと思うのは、社内の人だけでなく取引先でも同じことです。 言い換えれば、その人たちは、リストラと騒がれている今だからリストラの対象になっているのではなく景気のよかった高度成長時代の日本でなければ最初からすぐにクビになっているはずの人だったということかもしれません。
そういう意味で当たり前のことがやっと日本でも行われるようになったと言えるのではないでしょうか。 仕事はできるのに上司に嫌われてリストラにあった人だって、社内で常識や接客が身についていて会社のことを第一に考えていれば上司とのコミュニケーションがうまくいき、リストラに遭わずにすんだかもしれません。
もちろん、一方的に上司が常識人間でいい人だと言っているのではありません。 上司は社内でも嫌われているような人間かもしれません。
でも他の部下が嫌われている上司とほどほどの人間関係を保つことができているならば,ちょっとした工夫で上司とうまくいく秘訣があるはずです。 本当に仕事ができる人なら社内の人間関係もうまく築きあげることができるはずです。
しかし、リストラは今でこそマスコミで「リストラ四〇〇人」、「早期退職者l〇〇〇人募集」などという記事が取り上げられ大々的に騒がれるようになりましたが、実はリストラリストラと騒がれている今よりも十年以上も前から転職経験者の中でクビになった経験のある人はかなりいます。 「上司と喧嘩して辞めてやったよ」などと堂々と自慢話さえ聞かされた経験のある人も多いかと思います。
現在でも厚生労働省の調査によると、離職した理由が「経営上の都合」という人の割合は確かに増えているものの、以前と同様に「個人的理由」で辞めた人が六四パーセントを8o占めています。 民間の調査でも「会社員が過去に会社を辞めた理由」は「会社の雰囲気が合わないから」へ「上司と人間関係がうまくいかないから」などの理由がほとんどです。
私も学生時代のアルバイト経験を含めると十以上もクビになったかもしれません。 その理由は会社からみると「会社の雰囲気に合わない」、「時間にルーズ」、「上司と人間関係がうまくいかない」などだったかと思います。


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